ChatGPTには無料プランと有料プランがあります。
先日、「有料プランのChatGPT-4の利用料金は、会社や個人事業主で経費計上できるのか」というツイートを見かけて、気になってググってみたりしたところ、たいていの解説記事では「通信費として経費計上可能」と紹介されていました。
それは正しいと思いますが、ChatGPT-4ご本人はどういう見解なのか聞いてみたのでシェアします。
使用するプロンプト
ChatGPT-4に有料プランの経費計上可否と勘定科目について聞いてみたときのプロンプトは以下です。
ChatGPTの有料プランであるChatGPT-4の利用料金は経費計上可能ですか?その場合、勘定科目は、ChatGPTがクラウド上で使用するソフトウェアのため、「通信費」とする認識で合ってますか?
ChatGPTによる回答
上記の質問をすると、ChatGPTから以下の回答が返ってきました。
ChatGPT-4の利用料金を「通信費」として経費計上することは一般的な理解とは異なるかもしれません。通信費は通常、電話やインターネット接続費用などの通信に直接関連する費用に使用される勘定科目です。
ChatGPT-4のようなクラウド上で使用するソフトウェアの場合、利用料金は通常、「ソフトウェアライセンス費用」や「クラウドサービス費用」などの勘定科目に計上されることが多いです。このようなサービスの利用は、企業のITインフラや業務の自動化・効率化に直接関連するため、そのような勘定科目が適切とされることが一般的です。
最終的な判断は企業の会計ポリシー、利用目的、会計基準などに依存するため、具体的な状況に応じて会計士や財務部門の専門家と相談することが推奨されます。彼らは、組織の特定のニーズと法規制を考慮して最適な勘定科目を選択するのに役立つでしょう。
むむむ…。ほんとにそうなのかなこれ。。。
再度聞いてみたけど回答は変わりませんでした。
ちなみに、ChatGPT-3.5に同じ質問するとこんな感じで回答をくれます。
私はChatGPT-3.5のAI言語モデルであり、ChatGPT-4のリリースに関する情報を持っていません。ChatGPT-4がリリースされた場合、その利用に関する経費計上については、OpenAIまたは対象となる法律・会計の規則に従って確認する必要があります。
一般的に、AIモデルの利用にかかる経費計上については、以下のような可能性が考えられますが、具体的な情報については確認が必要です:
ライセンス料: ChatGPT-4を使用するためにライセンスを購入した場合、ライセンス料は通常、ソフトウェアライセンス費用として経費計上されることがあります。
サービス料: クラウドベースのサービスを利用する場合、サービス利用料が発生することがあります。これは、通常、運営費や情報処理費用として計上されることがあります。
勘定科目については、企業や組織の規模、業種、国の法律・会計基準によって異なります。AIモデルの利用に関連する経費計上については、会計担当者や税理士と相談し、適切な勘定科目を確定してください。
なお、私は情報提供のみを行い、法律や会計に関する専門的なアドバイスを行うことはできませんので、具体的なケースについては専門家に相談することをお勧めします。